富士ホーロー ミルクパン 15cm商品紹介編

1947年創業の琺瑯専門のメーカー 富士ホーロー

幼い頃から母が作る料理を見ていたせいか、今でも当時使っていた鍋や食器などをなんとなく覚えています。
花柄が多くて今思うとレトロでかわいかったなぁ。

さて、ミルクパンに新色の「セレニティブルー」が加わりました。
大人かわいいくすみ系のブルーです。
1人〜2人暮らし、離乳食作りにと少量の料理にぴったりのサイズです。
カラーもかわいくて持ち手や蓋は手にやさしい天然木を使用しています。
お子さまの記憶にも残ってくれて、いつか懐かしんでくれるといいですね。

ご紹介

蓋を開けると中はホワイトです。
光を反射するので中の食材が明るく見え、火の通り具合がよくわかります。
注ぎ口は左側についています。

ホーローは手作業で釉薬をかけているので縁の部分がムラになっていたりします。

釉薬を乾かす際に吊るされていた跡なので不良品ではないですよ。
黒く見える部分はグランドコートと呼ばれるサビ止めのコーティングです。

最近知ったのですが、ミルクパンの持ち手と蓋のつまみが外せるんです。
お手入れで浸け置き洗いする際、木を傷める心配がないのがいいですね。

左回りで外せます。ベレー帽みたいですね。

鍋と蓋の間に多少の遊びがありますが、これは、蓋に蒸気穴がないため、
熱膨張により蓋が開かなくなるのを防ぐためだそうです。

持ち手部分にも空気穴はありません。

傷がつかないようネジの部分をキッチンペーパー等で保護すれば中に収納できます。

こんなにコンパクトに。

鍋底が小さいのでガスコンロの爪の部分に擦れて線のような傷がついてしまうことがあります。

車体についた擦りキズを見つけた時くらいショックなものです。
毎日使う相棒ですから大切にしたいですね。

注ぎ口は左についていますが、右側からでも注げます。

利き手もありますが、コンロが設置されている場所が左か右かによっても
注ぎ口の左右は影響すると思います。

我が家のコンロは左側に設置されているので、左手で持って注ぐことが多いです。
右手にザルや箸など何か持っていることが多いのも理由の一つ。

こちらのミルクパンのいいところは、注ぎ口がない右側でもちゃんと注げること。

とろみのあるカボチャスープもこの通りたれませんでした。

ぜひお試しくださいね。
琺瑯は表面がガラス質なので食材と触れても金属イオンを発生しないので
匂いもつきにくく、スポンジでさっと洗い流せます。

次回はミルクパンでアクアパッツァを作ってみよう。

フォトグラファー

田邊美樹

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