バリスタの声から生まれた「kaico籐」。
琺瑯は、鉄素材。熱伝導の良さからお湯を入れて時間が経つと、取っ手が熱くなります。
家庭で1〜2回淹れるのなら、素手で持てる取っ手も、続けて何杯も淹れるプロが使うと、冷める間が無く、やはりミトンや布が必要になります。
一日中使うものだから、愛着の湧く「素材」を使いたいと、選んだのが「籐」。
「籐」は、東南アジアを中心に育つヤシ科の植物で、トゲを取り、皮をむき、節を平らにし、多くの手間を掛けて1本の素材が出来上がります。
素材となった籐は、柔軟性があり湿気や乾燥にも強く、ケトルの取手に巻く事で、手に優しく、熱も遮り、使い易さを増しました。
籐巻きは、東京都の指定工芸品でもあり、墨田区の「おみねらたん」で丁寧に巻かれています。
プロの声から生まれた「kaico籐」ですが、珈琲好きにも使ってほしい。
籐は使い込むことで、艶が出て飴色に変化してゆきますので、籐工芸の技とともに経年変化をお楽しみいただけます。
特長
- 繊細な湯の雫にこだわった三角形断面の湯口と口先
- 本体内側にある、湯口につながる「穴」にもこだわり、湯の流れを徹底的に検証
- 五徳に乗せた時に安定感のある底広の底面、IH調理器にも対応
- ミトンをしても持ちやすい大きなハンドルは、バランスを考え重さを軽減
ホーローについて
- 手作業で釉薬を掛けるため、一つ一つの表情には多少の個体差が生じます。
- ホーローの性質上、焼成時に黒点や色むらの様に見える部位が生じる場合がございます。
- 本体フチ部分など、鋼板の切り口となる部分は釉薬がかかりにくく、下地の黒いスジが多少見られますが黒い部分もホーロー加工が施されておりますのでそこから錆びるということはございません。
上記の様な場合でも不良ではなくご使用には問題ございませんので安心してお使い下さい。
籐の取扱いについて
- 直火でご使用の場合は、「籐」部分の焼け焦げにご注意ください。
- 水にぬれた場合は、速やかに拭き取ることをお勧めします。
- 素材の性質上、ささくれができることがありますのでご注意ください。ささくれはハサミやカッターナイフ等で取り除いてください。
- サイズ
- 約 W26.5 × D13.0 × H11.5cm
- 満水容量
- 材質
- 重量