災害時に役立つポリ袋で作る親子丼
阪神淡路大震災から28年を迎えましたね。
痛ましい災害により命を落とした方々のご冥福をお祈りいたします。
近年、防災意識が高まり、どこのご家庭でも避難用品や食材を
備蓄されていることでしょう。
ライフラインがストップした際に落ち着いて行動ができるよう
災害時に備えてのレシピをご紹介したいと思います。
ポリ袋に具材を入れて湯煎するだけの簡単調理!!
鍋も汚れず節水にもつながります。
今回使用するのは、コンパクトなCotton ココット。
少ない水分量で調理できるのでとても便利です。
ポリ袋といってもスーパーの透明なビニール袋では調理できませんのでご注意ください。
湯煎調理可能の明記があるポリエチレンを使用します。
災害時、停電になったら冷蔵庫の中にあるものはすぐに傷みますので
なまものから早めに調理しなくてはなりません。
ちょうど冷蔵庫に鶏肉があったので、ポリ袋で親子丼を作ってみたいと思います。
材料
- 米(無洗米)
- 0.5合
- 水
- 100ml
- 鶏肉
- 45g
- 玉ねぎ
- 1/4
- 麺つゆ
- 大さじ2
- 卵
- 1個
- ポリエチレン袋
- 2枚
作り方
- Cotton ココットの半分くらいに水をいれ、ポリ袋の穴あき防止のために
鍋底に小皿を敷きます。- カセットコンロは不安定なので、あれば琺瑯五徳をセットすると安定します。
- 米と水をポリ袋にいれ、空気を抜いて上の方で結びます。
湯煎の際、膨らむので下の方では結ばないように。 - 火が通りやすいよう細く切った玉ねぎと鶏肉、麺つゆをもう一枚のポリ袋に入れ空気を抜き結びます。
- ポリ袋をココットに入れ蓋をし沸騰させます。
沸騰したら蓋をとり、中火で20分湯煎します。
蓋をしたままだと吹きこぼれてしまうので開けました。 - 20分経ったら火を止めます。いい香りがしています。
- 具材が入ったポリ袋をいったん取り出し卵を入れます。ご飯はそのまま湯煎します。
熱いので布巾などで卵をざっくり潰し混ぜたら、また空気を抜き結びます。 - 蓋をして余熱で10分置いたら完成です。
- 芯もなくもっちりしていて、ちゃんとご飯が炊けてます。
cotton ココットの蓋は写真のように水平に置けるのでお皿としても使えます。
汁物はお勧めしませんが... 取り皿としてなら洗い物を減らせていいですね。 - ポリ袋を上の方で結んでいると開ける時にハサミを入れやすいので、具材をこぼしたりしにくくなります。盛り付けたら親子丼の完成です。
シミうまです! 卵が茶碗蒸しみたいにぷるんとしていて、具材は細く切っていたので麺つゆがしっかり染みておいしかったです。
余ったお湯でお箸を洗ったりできるので無駄がないですね。